何故だ?パートナーの成長をグッと抑えたくなる衝動は?!!!
今日は旅日記のスピンオフVer.
今回の旅もどこまでも私に気づきの恩恵をくれますね〜。
何があったかと言いますと、、、
私がアメリカ横断の旅から帰ってきて、
旦那が
「俺も旅に出たい。1人でハワイに行きたい」
と言いだしました。
ああ、そうなんだ。
行けばいいじゃないか、と思うでしょ。
しか〜し、私の中で反応が起こったのですよ。
「旅に行きたい、1人で行ってみたい」って
旦那が言い出したのは初めてのことではなく、
私が今年の2月に
リペ島に旅行に行って帰ってきた時も言いました。
身近な人、ましてや毎日一緒に暮らすパートナーが
旅に出て、
「景色が凄かったよ、こんな人に出会えたよ」
という物理的なことを越えて、
何かとてつもなく良い体験をしてきたんだな〜、
良い旅をしたんだな〜って感じたら、
自分も旅に出ようかなって感化されるのって
当たり前だと思います。
今年の2月の時も
旦那はハワイに1人で行こうとしていましたが、
その時は
「私も一緒に行きたい!!!」と半ば、駄々をこねて(笑)
連れて行ってもらいました。
結果、「2人で行って良かったね〜」
と話していたのですが、、、。^^
あ、ハワイの1人旅なんて、
日本と同じぐらいの感覚で行けると
思われるかもしれませんが、
旦那は41年間日本を出たこともなく、
英語も全く喋れず、
2年前に私と初めて行ったハワイが
初の海外旅行だったので
この1人で行ってみたいは、彼にとって大冒険なのです。
さてさて、今回の
「俺も1人でハワイで行きたい。」
散々、私は好き勝手にさせてもらっておきながら、
なんかモヤモヤするのです。
自分だけは好きにして、
旦那が1人でハワイ?
なんなんだ〜〜〜〜!!!
このモヤモヤは?
さみしい、私も連れてけ!
お前だけずるい!
(オイオイ、あなたは先週までアメリカいたでしょ?!と自分にツッコミ)
そんな思いもあるけど、
これが核心ではないぞ。。。
私は先日の旅で
予算も使い果たしたのもあるし、
そこまで一緒に行きたいとは思わない。。。
んんん、、、これは、、、
彼が1人でハワイに言って、旅慣れて行くことを
抑えたい、阻止したい自分に気づいたんです。
彼が成長しようとしていることを抑えたいんです。
彼が彼のコンフォートゾーンを越えようとしているんです。
それを抑えたいんです。
え?!
これって、私、ドリームキラー?!!!!!笑
私がドリームキラーになってどうすんだい!笑
普段、私がコンフォートゾーンを超えましょう!って
話して、自分も挑戦しているのに。笑
そして、彼が「1人で旅に出てみたい!」
これは、私が学んでいる
潜在意識を読み解くタロットカードで言うと、
0番であり、人間の根源であるチャイルド、
「知りたい!やってみたい!見てみたい!」
なんです。
これを普段、人は抑えて生きている人が多いので、
これに気付けてやろうとすること!
彼が私のクライアントさんだったら、
「やって下さい!」って言います!!
私が彼のパートナーであるがゆえ、
近くにいることで、彼を刺激した、
ある意味、良いパートナーシップだなと
思えるところなんですが、
抑えたい。。。。
出てくる言葉は、、
「あなたなんかに1人で出来るはずがない。
私がいないとダメだと後悔するわよ。」
この自分から出てくる言葉から、
私は私をグッと感じました。
こみ上げる胸のモヤモヤから熱く煮えたぎるような
炎のような感覚。
この感覚に単純に「怒り」と言う感情の
ラベルを貼らずにただた感じました。
そして、その身体の感覚の先に
ポッと出てきたのは、
彼が成長していくと、
「私と言う存在はもう必要じゃなくてなるのではないか?」
「私を置いていかないで。」
「私の側にいて。」
それこそ、私の根っこのチャイルドがいたんです。
私は、旦那にそれをシェアしました。
「あなたが1人で成長していくのが怖かった。
私はどんどん、あなたにとって必要ない存在に
なっていくのではないか。」
「だから、なんかモヤモヤして、八つ当たりみたいな
言葉をかけてしまった。。」
旦那は笑ってました。
「あははは、関係ないだろ。こんなことで
あなたを必要なくなったと思うと思う?」と。
そうなんです。
わかってます。
だけど、こんな小さい恐怖や不安、
置いてけぼりにしていた感情。
それが、モヤモヤとして「怒り」に似た
マスクを被って彼に八つ当たりしていたことに
気付けました。
これは私にとって収穫です。
私自身がドリームキラーになりかけた事で
何か新しいことに挑戦しようとした時に
もし、心配や、やめときなよ、って現れる
身近な人がいたら、その人の気持ちも分かったからです。
そして、私は先程、仕事に行った彼に代わって、
ハワイ行きのチケット、ホテルを予約しました。
もちろん、彼の1人旅です。
自分の中のチャイルドの声に気づいたとは言え、
大事な人の成長を見守る時
それはちょっと勇気も必要だし
自分も成長の時です。
「私が!私が!私がいないと!」から、
「あなたは大丈夫!」と。
私には子供がいないので、
お母さんの気持ちはわかりませんが、
ちょっぴりお母さんの気持ちにも
似ているのかもしれません。
書いていて、今もちょっと涙が出ますが、
(こんなことで!笑)
彼の1人旅を笑顔で送り出してあげようと思います!
長くなりました。
読んで下さってありがとうございます!
今日も良い1日をお過ごしください。^^
「無の感覚」体現ファシリテーター/メンタルコーチ
13年間、様々なトップアーティストのマネージメントに従事。表舞台と裏舞台を繋ぐ重要なポストに付きながらメンタル面の大切さに気づき、「心」と「意識」の勉強を始め、40歳を機に独立。セミナー・講座の講師として活動をスタート。
アーティストに深く関わってきた経験を活かし、“その人自身の本来の魅力や眠っている才能を引き出すサポートを得意とする。
現在は「場を創り、その人の可能性を引き出し、顕す。」というコンセプトを元にワークショップ、講座を提供している。また都内のアートギャラリーに勤務。
FM FUKUOKA 毎週木曜26:00〜「The PentHOuse」のアシスタントパーソナリティとしも活動中。